副作用について

ソーティクツ®の主な副作用

ソーティクツ®による治療中に、特に注意すべき副作用と主な症状についてご紹介します。
副作用は、起こったときになるべく早く気付けることが重要です。体調がおかしいと感じたら、自分で対処しようとしたり我慢・放置したりせずに、医師にご相談ください。

感染症(上気道感染等)

感染症にかかると、身体のだるさや発熱、寒気等がみられることがありますが、感染症による症状はさまざまです。少しでも異変を感じたら、早めに担当医に連絡し、受診するようにしましょう。
また、日常生活でも帰宅後や食事の前等には、せっけんで手を洗うようにしましょう。感染症に負けない身体をつくるためには、バランスの良い食事や十分な睡眠、ストレスをためないこと等も大切です。

単純ヘルペス、帯状疱疹

見た目は虫刺されのようにも見えますがピリピリとした痛みを伴います。単純ヘルペスは口唇や陰部にできることが多く、帯状疱疹は、小さな水疱が身体の左右どちらかに偏ってあらわれます。
違和感を覚えたら、早めに病院を受診することが重要です。

口腔潰瘍(こうくうかいよう)

口内の粘膜や舌に白い膜や凹凸ができた状態です。
ものの飲み込みにくさや痛みで食事等に影響が出たり、味覚に障害が出たりする場合は早めの受診が必要です。

ざ瘡様皮疹(ざそうようひしん)、毛包炎(もうほうえん)

毛穴に皮脂が詰まり、そこに炎症が起こることで発症します。ざ瘡様皮疹は一般的にニキビとも呼ばれ、白や黒、赤色に皮膚が盛り上がった状態になります。
触ったり潰したりせずに、受診するようにしましょう。

血中CK増加(横紋筋融解症)

血中CK(血中クレアチンキナーゼ)の数値が上昇することがあります。ソーティクツ®との関連は明らかではありませんが、横紋筋融解症がみられた患者さんが報告されています。

悪性腫瘍

ソーティクツ®との関連は明らかではありませんが、臨床試験において皮膚やその他の悪性腫瘍がみられた患者さんが報告されています。

ソーティクツ®錠6mg電子添文2023年12月改訂(第3版)

日常生活に関するQ&A

Q乾癬治療以外で病院を受診する際に気を付けることはありますか?
A 病院を受診する際には、ソーティクツ®を服用していることを必ず医師に伝えましょう。現在服用している薬について正確に伝えられるように、病院や薬局へ行く際にはお薬手帳を持ち歩いておくと安心です。
Q 飲酒や喫煙をしてもよいですか?
A ソーティクツ®の効果や安全性に及ぼす影響は限定的と考えられますが、飲酒や喫煙は乾癬の症状を悪化させる恐れがあると考えられています。そのため、過度の飲酒は控え、禁煙することをお勧めいたします。
Qワクチンは打ってよいですか?
A この薬を使用している間は生ワクチン[BCG、麻疹(はしか)、風疹(ふうしん)、麻疹・風疹混合(MR)、水痘(みずぼうそう)、おたふく風邪等]の接種はできません。接種の必要がある場合には医師にご相談ください。

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